国際離婚をする、その前に

国際離婚の原因(1)文化的な違いについて

国際離婚の原因(1) 文化的な違いについて

国際離婚の原因は、通常の離婚理由に加え、国際結婚特有の困難さが背景にあることが、多々あります。
あなたの離婚したい理由は、以下のようなものではありませんか?

この中には、あなたが努力して解決できるものと、解決できないもの。
あなたが妥協して受け入れることが可能なものと、それすらも出来ないものがあります。

冷静に問題を見て、判断していくことが必要だと思います。

食文化の違い

日本人は比較的、何でも食べる(つまり、なんでも食べることをよしとする)文化です。
給食で「残さず全部食べなさい!」と言われたりするのは、日本文化そのものだなと思います。

文化上、宗教上特定のものが禁じられていることは、比較的多いです。

有名なのが、イスラム教の「豚」の禁忌や、ヒンドゥー教の「牛肉」の禁食。
イスラム教は豚肉そのものだけではなく、豚で作られた油、その他「豚のすべて」を食べることが禁じられています。

「豚が食べられない=ラーメン等もダメ、市販のコロッケもダメ・・・」
となった時、家庭内の食事を全く別にするか(一緒に食事しないか)
何かしらの手を打つ必要があります。

ヒンドゥー教では牛が禁じられています。
また、宗教や民族によって、「菜食主義」だったりすると、本当に生活を共にするのは大変ですね。

解決策

上手く感覚で言うのは難しいですが、ヒンドゥー教における牛肉の禁止は、日本人が「犬」を食べたくない感じと、よく似ているかなと思っています。

冷蔵庫を開けた時、「ポメラニアン 肩肉」とか「ダックスフント もも」とかあったら、日本人としては何となく嫌だ・・・・というか。

その感覚は分からなくはないので、私は家に牛肉の生肉を買って帰らないようにはしています。
ただ、ネパール人でも、人によって違いますね。
喜んでマクドナルドでハンバーガーを食べているネパール人は、まあ、いるかと。
(旦那は、チキンクリスプしか食べません)

異国の日本で、どこまで厳格に戒律を守るかは、人や宗教によると思いますが、お互いに何かしらの妥協点を見つけられないと、一緒に暮らすのは厳しいですね。

 

いきなりの来客!・・・そして

「夜に来る客は神様」という言葉がネパールにあるそうです。
夜、家を訪ねてきた方は、神様の使いだから、丁重にもてなしてあげなさいとね。

で、これを日本で行うとなると、いきなり何の連絡もなく、友達や知り合いを呼んでくる。
これは、少しは慣れました。(職業柄、仕方がない部分もある)

ただ、参ったのが、
家にずうーーーっといて、いつ帰るか分からない客。(数日から一週間程度)
無下に家を空けられないし、かといって、出掛けるから出て行けども言えず、旦那に「いつ帰るか聞いてくれ」と言っても、

「そんなの分からないよ・・・」

客自身が、自分の予定を決めていないので、どうしようもない(泣)

解決策

友人にどこまで尽くすか、友情をどのように考えるかは、実はある文化のもとで形成される概念だと思っています。

また、何を迷惑と考えるのか、迷惑をかけることを何とも思わないのかも、文化によって左右することの一つです。
(日本人は相手に負担をかけることを、極端に嫌がる人たちです。これは、人類共通の考えではないと分かっているだけでも違います)

私は・・・ですが、家にいきなりくる来客を、来客としてもてなそうと思わないことにしました。
普通の家族が増えて、一食多く作る的な感じで捉え、後は通常の生活を送ることにしました。

寝る時間になったら、お客さんが何していようと、子供と一緒に寝てしまいます。
あとは、旦那に一任・・・です。

 

文化的な違いを、コミュニケーションで乗り越えられるか?

表側に見える様々な理解できない行動の奥に、文化的な背景の違いが出てくることがあります。
その時に、きちんと言語化してお互いの文化を説明できれば、ある程度は乗り越えていけると思っています。

例えば、ですが
先ほどの、「夜に来た客は神様」というのは、
ネパールで幹線道路から数日歩かないと辿り着かない家とかがあって
(交通事情の悪い国ですから)
その時に、夕方になって歩けなくなると、いきなり通りすがりの家を訪れて、
一泊泊めてもらう習慣が今でもあることによります。
(ホテルなど、ない場所ですから)

それを知っていれば、まま分からないことではない、と、思えなくもない。。。
微妙ですが・・・・。

解決策

「ネパール人はなぜアポイントがなく家に来て、いつまでいるか分からないんだ!」
と夫婦喧嘩をした後で、お互いの文化的背景を知ることになります。

「日本人で友人宅に泊まりに行って、いつ帰るか分からずにいる奴などいない」
と主張してね。

日本人VSネパール人の、国をかけた戦いにならざるを得ない・・・(泣)

それがいいかどうかは微妙ですが、自分の概念にない行動を受け入れようとするときに、やはりどこかで腑に落ちるだけの理由は必要だし、
そうでなく一方的に我慢が続けば、いつか爆発するのではと思います。

 

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